作品販売期間：11/10 20:00〜 11/18 0:00

重なる言葉

重なる思考

重なる事実

一言一言、誠実に重ねた言葉の行く末は全て優しくて

一想一想、真剣に考えて招いた答えは常に正しくて

一日一日、正直に取り組んだ生活はどんな時も幸せなのか　

一層一層、個の色は透き通って輝いていても

積み重なって見える姿は鈍く濁る

単語の重なり、

記憶の重なり、

事実の重なり、

それらの成れの果てに姿を現す像が、

最初のイメージや意味と変わっていくのが気になりました。

誠実に選択し重ねた言葉の作った関係が、

思った通りの形をしているのわけではない。

悲しい記憶、汚い言葉、厳しい環境の蓄積は醜悪で

美しい思い出、幸せな囁き、温かい関係の行先は正しいものとも限らない。

私は言葉が多すぎる。

重なった成れの果ては思った通りの姿とは違う。

想想想

ドローイング作品を

想層創として

色んなものを積みました。

ぜひみてね。


澤田摩耶

【略歴】

1987年 香川県生まれ

2011年 神戸芸術工科大学 アート・クラフト学科　絵画コース卒業

現在、岐阜県各務原市在住

【主な個展】

2012年「ゆびから かんじた」（橘画廊/大阪市）

2011年「spilt milk」（橘画廊/大阪市）

2010年「カーてん」（cap studio y3/神戸市）

野画廊は、アート作品の魅力をより多くの人に届けたいという想いから、2021年8月にオープンしたオンラインギャラリーです。
アーティストの個人教室も運営しており、子どもから大人までアートに関する学びの場を提供しています。